呼吸する家~通気断熱WB工法とは
もしも住まいが自然に呼吸できて、きれいな空気をいつも室内に採り入れることができたら、・・・そこに住む人は今よりもっと心地よく、健康に生活できるはずです。そんな発想から開発され、誕生したのが「通気断熱WB工法」の家です。「通気断熱WB工法」は伝統ある在来木造建築に、独自の新技術を組み合わせ、日本の気候風土に最もふさわしい家づくりをめざした工法です。
夏は日差しを避けた木陰の心地よさ
屋根の排気口と床下換気口を開き、自然の換気をします。床下換気口から入り込んだ空気は床下の冷気と混ざり合い、上昇気流に引っ張られ屋根排気口から排出されます。家全体に自然の涼しさが行き渡り、湿気も取り除きます。
 通気断熱工法って何?
日本の木造建築は、四季の変化の激しい気候風土に順応し、いわば息をする木の恵みを巧みに生かしてきた、世界でも類い稀な優れた建築様式です。「通気断熱WB工法」は、独自の仕組み(特許第2980883号)により、「木材の呼吸」を「家自身の呼吸」へと進化させた画期的な家づくりです。その基本的な仕組は、「2つの通気層を持つ構造」、「透湿性のある部屋壁」、「形状記憶合金」を用いた通気口の「自動開閉装置」という3つの働きにより、機械や電力などの力を借りずに、夏や冬の気温の変化に自然に反応し、家の中をいつも快適な温度・湿度に調節するというものです。
冬は、暖かいセーターのぬくもり
屋根の排気口と床下換気口を閉じ気密、高断熱の保温効果の高い家にします。また窓、外壁面、屋根面から吸収した太陽熱や生活熱を空気の流れを利用して家全体に行き渡らせ暖かな家にします。
 なぜ、高気密・高断熱ではいけないの?
暑い夏、寒い冬、さらに高温多湿の梅雨期まである日本では、外気の温度の影響を室内に受けにくくし、冷暖房費を低く抑える省エネが求められています。しかし、住宅の気密化を高めると、次のような矛盾が生じることがあります。

その問題点とは


有害化学物質の室内残留と吸排気ダクト内の清掃維持管理費の発生。


室内に残留する有害化学物質を排出するために24時間換気システムを稼動して、快適な室温環
 境を一緒に放出することになる。


換気装置の機械の定期メンテナンスと消耗時の交換が発生する というものです。


家自体が呼吸する仕組みを持つ「通気断熱WB工法」は、気温、湿度の調節に大変優れ、有害化学物質の排出効果もきわめて高く、健康、快適、省エネを実現した理想の家づくりといえます。



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